【コラム】環境変化における運転方法
2021年11月13日
ペーパードライバー教習・出張教習ならお任せ!マイカーアカデミー代表の宮下です!
今回は環境変化における運転方法のポイントについて書きます。
環境変化でもっとも運転に影響のあるものはやはり天候変化です。
夜間の走行、雨天時の走行などは初心者ドライバー、ペーパードライバー、ベテランドライバー全ての運転に影響を与えます。
己のドライビングテクニックを過信せず、起こりうる危険を理解した上で、安全な運転を心掛けてください。
1.夜間運転について
昼間と違い夕暮れ時や夜間は視界が悪くなり、事故の発生率も日中に比べ非常に高くなります。
暗い色の服装や無灯火の自転車などは見落としがちになりますので特に注意が必要です。
まずは、スピードを抑えることが第一です。
夜になると道が空いてくるためにスピードもつい出しがちになります。
重大事故が夜に多いのもそのためだと考えられています。
自分がゆっくり走っていても無謀な運転をする車もあるので注意をしてください。
前方にしか照射されない車のライトは、カーブや曲がり角ではライトが曲がっていく方向には直接当たらず非常に見にくくなります。
危険を予知しながらゆっくりと走ることが安全運転のポイントです。
対向車のライトを直接見ると目がくらみ、一瞬見えなくなることがあります。
あまりセンターライン寄りを走らず、視線を気持ち下方向にずらすような工夫をしてください。
また、明るい道路から急に暗い道に入るときも動体視力が低下しますので要注意です。
室内灯やカーナビなど車内での光が強いと前方が見にくくなりますので極力、室内は暗くするよう心がけてください。
ナビなども画面の設定であまり明るくしないほうが無難です。
2.雨や霧等の天候変化
雨の日の走行はとても危険です。視界が悪くなるのはもちろん、路面も滑りやすくなり、また傘を差した歩行者や自転車などには細心の注意を払う必要があります。
ちゃんとワイパーラバーの状態を確認してください。
水滴が完全に拭き取ることができず、ガラスに雨の水膜が残るようでしたら交換が必要です。
夜間など水滴が対向車のライトに反射して前が見にくくなり非常に危険です。
目の疲労にもつながりますので早めの交換をお勧めします。
また、ガラスは外側だけでなく内側もいつもにキレイにしておいてくださいね。
カーブを走行する際は、カーブに差し掛かる前に充分に速度を落としてください。
カーブの途中での急ハンドルや急ブレーキは非常に危険ですので避けるように心掛けてください。
またタイヤの溝も充分にあるか、まめにチェックすることも必要です。
高速走行時はハイドロプレーニング現象に注意してください。
速度が上がるとタイヤの溝による排水が追いつかなくなり、タイヤの溝が路面をグリップできなくなる状態がハイドロプレーニング現象です。
水が溜まっている道路では速度を抑え目に運転することが重要です。
霧が出たらライトをハイビームすると光が拡散し、逆に視界が悪くなりますのでロービームで走行してください。
フォグランプを使用していても、対向車に自車の車幅がわかるようにヘッドライトも点灯しておくことをおすすめします。
ペーパードライバー教習・出張教習をご希望の方は、マイカーアカデミーまでお気軽にお問い合わせくださいね!
AUTHOR 執筆者
宮下 俊一
趣味
下手なゴルフ、下手な麻雀