【コラム】飲酒運転について
2021年12月11日
ペーパードライバー教習・出張教習ならお任せ!マイカーアカデミー代表の宮下です!
友人や会社の同僚等、気心の知れた仲間とお酒を飲むのは楽しいことですが、その時に絶対にしてはいけないのが飲酒運転。
重大事故が相次いだことから、近年では罰則の厳罰化が進められた結果、違反者や飲酒運転原因の事故も年々減少傾向にあります。
大人のドライバーとして、お酒と上手に付き合いながら車の運転を行いましょう。
違反を起こした場合、ペーパードライバーであれ重大な厳罰が待っています。
1.「飲酒運転」の基準は?
飲酒運転は、運転手の状態と摂取したアルコール量から判断されます。
・酒気帯び運転
酒に酔った状態でなくても、一定基準以上のアルコールを体内に保有して運転すること。
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が課せられます。
・酒酔い運転
飲酒の量にかかわらず、アルコールの影響により正常な運転ができないおそれのある状態での運転を指します。
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が課せられます。
万が一、飲酒運転で死傷事故を起こした場合には、最長で20年の懲役刑が科せられます。
「少し飲むくらいなら大丈夫」「運転に自信があるから大丈夫」などとは決して考えてはいけません。
2.飲酒をした場合には
アルコールを摂取してから代謝されるまでの時間については個人差はありますが、体重約60kgの成人男性がビール500mlを飲んだ場合、平均して3時間以上かかります。
飲んだ量に比例して代謝にかかる時間も増加するため、一晩寝てもまだアルコールが残っている事があります。
息を吹きかけて呼気のアルコール濃度を計測する「アルコールチェッカー」等個人向けの市販製品もありますが、数値にばらつきが出るなど正確に計測できないことが多いため、運転可能か判断するのには向いていません。
たくさんお酒を飲んだ場合、当日はもちろん翌日すぐの運転も控えた方がいいでしょう。
仕事や友人との付き合いで、予定になかった飲み会に参加し、飲酒をしてしまった場合は、タクシーや運転代行サービスを利用してください。
また、自動車に乗って複数人で飲食店や居酒屋などに行った時、あらかじめ帰路の運転手(ハンドルキーパー)を決めておき、その人はお酒を飲まないようにすることも1つの手段です。
全日本交通安全協会を中心に推進されています。
お酒と車はどちらも身近なものですが、「飲んだら乗るな」を今一度きちんと認識するようにしましょう。
お酒は楽しいものですが、同時に判断を狂わせるものでもあります。
お酒に酔った状態で車を運転して重大な事故を起こしてしまえば取り返しはつきません。
モラルを守った正しい運転をするように心がけましょう。
ペーパードライバー教習・出張教習をご希望の方は、マイカーアカデミーまでお気軽にお問い合わせくださいね!
AUTHOR 執筆者
宮下 俊一
趣味
下手なゴルフ、下手な麻雀